(007)推薦するリンク情報を閲覧して思ったこと(2005.01

   

なかなか有用な情報があると感心して探り進むと、結局はどうやらそのHPの本来の目的がそれに関連するビジネスに引き込むことのようだ、というのが結構ありました。あまり見え見えの場合は、面白い点があっても引用しませんでした。こういう仕組みが目立つ領域は、健康食品、代替療法、癌の治療です。こういうのに出くわした場合は懐を深くして読んで頂きたいです。

ただ、そういう場合の内容が全て怪しいというのではなく、そういうのにも真面目な情報が含まれていることも少なくありません。そもそも、そのビジネスは主催者が「善」であると信じてやっている場合もあるのですから、話は単純ではありません(DMM#45)。ただし、主催者が「善」と信じたらそれは「真」なのかというと、それもそうではないし、しばしば「有り難迷惑」で「かえって罪深い」こともあるのですから、話はさらに複雑になるはずです。

 

  さらに思うことは、内容のほとんどが怪しい情報を読むとオカシクナルかと言いますと、そうとは限らないでしょう。小生などは書店で怪しい書物を見つけると、「一体どの辺が怪しいポイントか?」を知るために買うことがあります。つまり評価できない前提でわざわざ買うことをするのです。仕事と趣味を兼ねて。

逆に、ほとんど全部が有用な情報の場合でも、読み方が不適切であればそれ以後の判断や行動がさらに不適切になってしまうことがあります。これは、実際に外来でしばしば見かけることです。多くの民放の怪しい番組のみならず、NHKの番組を真剣に視聴した後で、かえって糖尿病のコントロールが狂ってしまうなども珍しいことではありません。

  

やはり、一番適切なパターンは、何でも先ず、「かかりつけ医」に相談すること。次に、「かかりつけ医」は適切に話し合い、自分がその時点で判らない場合は、「後で調べる」と約束して、後日判る範囲で答えることでしょう。充分に自分で解決できない場合は、他の医師などに医療相談に行くように勧めるのが良いでしょう。そういう関係にどうしてもなれない場合は、「かかりつけ医」を変えてもよいかも知れません。

ただ、そういう関係になれない場合も、医者だけが不適切というのではないと思います。医者の方がサービスの提供者であることや専門家という立場から、適切さを求められる水準が高いことはもちろんですけど。患者・医者のどちらかが不適切な場合と、どちらも不適切な場合と、どちらも不適切とは言えない場合の4通りがあると思います。最後の場合は、相性が悪かったとか、価値観が違ったとか、成り行きで何となく、という風な場合もあるのではないかと思います。

  しかし、今のかかりつけ医には単純に血圧の管理をしてもらっているだけだから、割り切って通院を続けるが、肝腎なことは他の医者に聞こうという場合もあります。いろいろ天秤にかけると、「近くであるのが良い」「時間待ちが少ないから良い」「ごじゃごじゃ言われない」とかの方を優先しようという場合があります。実際に、そういう方はどうもおられるようです。あまりお勧めするものではありませんが、なる程と納得する点もあります。