(005)ネット情報はやはり便利ですね(2004.11)
前回の続編です。成尾整形外科病院のHPのリンク先をいろいろ見回ると、最新の薬の辞典や、妊娠や授乳の際の薬の要点にも気の利いたHPを知ることが出来ました(おくすり110番)。当院のリンク集の所にも載せておきました。今までもネットで医薬品事典のいくつかは見たことがあるけれど、手元にある事典のページを捲る方が結局は良かったのですが、ここで見つけた薬の事典はなかなか良さそうに思いました。そうしたら、数日前に、医書販売店から2005年版の医薬品事典の売り込みが来たのである。2万円以上する。今回は小生は買うのを控えることにしました。
最近ふとしたことから、医学学術論文がPubMedという学術文献検索サイトの決定版からよりも、Yahoo Japan とかの一般検索サイトからの方が、一部の原著全文が無料でダウンロード出来るところにサーフィン出来ることに気付きました。それまでは、一般検索サイトから学術論文を探そうなんて思い付かなかったのですが。一般検索サイトから巡り巡って、学術雑誌自体のサイトに辿りついてしまうのですが、一部の雑誌が数年間だけの雑誌を無料で公開してくれているのです。その他にも、膨大な報告書やレビューや研究方法の特許申請書の内容まで行き着くことがありました。
しかし、僕などは、たまに思い付いた時だけに論文検索しているだけでして、第一線で活躍している研究者はもっと良いサイトを知っているものでしょう。しつこいけれど、成尾整形病院のリンクリストには小生が知らなかった学術文献検索サイトも複数載ってあったので、この中には便利なサイトがあるかも知れないですが、まだ使い勝手が判らないので、そのままになっています。
先日は、あの阪神大震災は平成何年だったかなと必要に迫られたので、Googleで「阪神大震災」とインプットしましたら、いろんな関連サイトが出てきたが、そのリストのページ自身に何年と書いてあるのに出くわしたので直ぐに判った。事典を調べる必要もないようですし、地震や災害関連のサイトを先に探す必要もなく、あっけなく判りますね。例えば、前述のPubMedのURL(ホームページアドレス)を知らなくても、Yahooなどでインプットすれば、直ぐにサーフィン出来るので、興味があれば探すことが容易に出来ますね。
今でもこうですから、人とパソコンとのインターフェイスがうんと快適になると、書物離れは避けられなくなるでしょうね。先進的なものに対して常に懐疑的で保守的で後塵を拝し的で、そのために時には導入の効率性からはかえって良かったかな的な僕にも遅ればせながら実感している今日この頃です。